Yuta Watanabe's Blog

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時間の使い方を効率化するために読んだ 12+1 冊の本

こんにちは。

もっと仕事の生産性を上げるために、自分の時間の使い方を改善したい!と思っている方は多いはずです。事実、書店に行くとこのジャンルの本はたくさん並んでいて、雑誌でも度々取り上げられるテーマです。

どうすれば、もっと効率的に時間を使うことが出来るのか?今日は、時間効率化を学ぶ中で読んだ 12冊 ( 番外編 1冊 ) の本をご紹介していきます。

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ちょうど時間の使い方について後輩に教えることとなったので、この機会に時間を効率化していくステップも付記しながら、まとめてみました。

これからこのジャンルの本を読もうと思っている方のご参考になれば幸いです。

まずは基本・原理原則を知る

手を動かしてみる

自分でやることを減らしていく

番外編:エンジニア向け

時間の密度を上げる

段取る

より深く時間の使い方について考えてみる

まずは基本・原理原則を知る

時間効率化に関する本はたくさん出版されています。しかしよくよく読んでみると、ほとんどの場合、根本・本質的な考え方は同じ。まずは大前提となる基本・原理原則を頭に入れて行動に移しましょう。 

使える時間が倍増する! 時間管理の鉄則 (GOLDEN RULES 10)

使える時間が倍増する! 時間管理の鉄則 (GOLDEN RULES 10)

 

 「 使える時間が倍増する! 時間管理の鉄則 」では、そういった時間効率化に関する基本・原理原則がカバーされています。サクサク読めるので、まずはこの1冊から読んでみてください。

手を動かしてみる

時間効率化の大きな柱の1つは、やることの整理と処理だと思います。基本となる考え方がわかった後は、実際に手を動かしてみます。具体的にどうタスクを整理して、処理していけばよいのか?代表的な手法の1つである GTD ( Getting Things Done ) を学びます。GTD の解説書 「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術 」と「ひとつ上のGTD ストレスフリーの整理術 実践編 」を読みながら、手を動かしてみてください。 余裕のある方は原著、「 Getting Things Done: The Art of Stress-Free Productivity 」 も一読を。   

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

 
ひとつ上のGTD ストレスフリーの整理術 実践編 仕事というゲームと人生というビジネスに勝利する方法

ひとつ上のGTD ストレスフリーの整理術 実践編 仕事というゲームと人生というビジネスに勝利する方法

 

自分でやることを減らしていく

仕事やタスクの整理ができ、効率よく捌けるようになったら、次はそれらを減らしていきます。何も考えていないときよりも、多くの事が少ない時間で出来るようになっているはずです。ここで、自分でやらなければいけないことを減らしていくことで、さらに注力すべき事、やりたい事に時間が割けるようになります。

まずは、「 最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術 」を読んで仕組み化できるものは仕組み化します。そうすると、無心でできる ( 頭を使わずに機械的に処理できる ) ようになるか、他の人に任せる、アウトソースできるようになります。その上で、仕事に限らず自分が日々やっていることを見つめ直したり、考え方・行動のクセを改めて認識します。「 減らす技術 The Power of LESS 」と「面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則 」をヒントに時間をとって考えてみてください。 

最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術

最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術

  • 作者: 泉正人
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2008/03/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 38人 クリック: 649回
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減らす技術 The Power of LESS

減らす技術 The Power of LESS

  • 作者: レオ・バボータ
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2009/08/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 19人 クリック: 151回
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面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則

面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則

 

番外編:エンジニア向け

エンジニアではない方は、ここは読み飛ばしてください。「 エンジニアのための時間管理術 」はエンジニア視点での時間の使い方のコツについて書かれています。コードを書いたりシステムの管理・運営の仕事は、細切れ時間ではなく、ある程度まとまった時間がとれないと、まったく進みません。

1日、1週間の中での時間の使い方を工夫しましょう。

エンジニアのための時間管理術

エンジニアのための時間管理術

  • 作者: Thomas A. Limoncelli,株式会社クイープ
  • 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
  • 発売日: 2006/10/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 11人 クリック: 322回
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時間の密度をあげる

自分の時間をコントロールし、ほとんど全ての時間をやりたい事、注力したいことだけに時間を使えるようになりましたか?ここまできたら、それらの時間自体の密度を上げていきます。

時間を最高に活かす17の技術 」では、時間を無駄にしてしまう原因やノイズにどう対処していけばいいのか?テクニックがまとめられています。また、同じ長さの時間を使っても、各自の集中力によって成果はまちまちです。「 トップ1%の人だけが実践している 集中力メソッド 」を読んで、せっかく生み出した時間を、さらに有効活用するために集中力を鍛えましょう。 

時間を最高に活かす17の技術

時間を最高に活かす17の技術

  • 作者: ポール・ロフタスリンドン・ジョーンズ
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2012/03/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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トップ1%の人だけが実践している 集中力メソッド

トップ1%の人だけが実践している 集中力メソッド

 

段取る

さて、ここまでは主に "自分" 視点での時間効率化を行ってきました。しかし実際の仕事では 1人で完結するようなものは、ほとんどありません。チームのメンバーから社外の関係者までを巻き込んで進めるプロジェクトでは、そもそも何を、いつ、誰がやるのか?が整っていないと、いくら自分の時間の使い方が効率的でも、うまくいかないでしょう。

そもそも、仕事をどうやって進めていくか?いわゆる " 段取り " の技術を、「 残業ゼロ! 仕事が3倍速くなるダンドリ仕事術 」と「 頭のいい段取りの技術 」から学びます。

残業ゼロ! 仕事が3倍速くなるダンドリ仕事術 (アスカビジネス)

残業ゼロ! 仕事が3倍速くなるダンドリ仕事術 (アスカビジネス)

 
頭のいい段取りの技術

頭のいい段取りの技術

 

より深く時間の使い方について考えてみる

そろそろ、時間の効率化、管理に関する話は満腹感があるはずです。本に書かれている内容だけでなく、自分自身の状況や環境に合わせてカスタマイズしたテクニックが生まれてきているのではないでしょうか?

最後にご紹介するのは、手法やテクニックというよりも、どちらかというと考え方、意識の持ち方に関する2冊。「 タイム・マネジメント4.0 ― ソーシャル時代の時間管理術 」と「 ビジネスパーソンの時間割 -集中とアイディアを生む時間投資術- 」です。時間効率化の原理原則については、最初に「 使える時間が倍増する! 時間管理の鉄則 」をご紹介しましたが、こちらの2冊はサクサク読むというより、じっくり読む感じ。原理・原則の理解がより深まり、応用力も高まると思います。

タイム・マネジメント4.0 ― ソーシャル時代の時間管理術

タイム・マネジメント4.0 ― ソーシャル時代の時間管理術

 
ビジネスパーソンの時間割 -集中とアイディアを生む時間投資術-

ビジネスパーソンの時間割 -集中とアイディアを生む時間投資術-

 

このあとは

今回は、時間の使い方を効率化するために読んだ 12 + 1 冊の本を、時間を効率化していく流れにそってご紹介しました。普遍的で、誰しもが有効活用できるテーマだと思いますので、ぜひ何かの機会にこれらの本を読んでみてください。

まずは基本・原理原則を知る

手を動かしてみる

自分でやることを減らしていく

番外編:エンジニア向け

時間の密度を上げる

段取る

より深く時間の使い方について考えてみる