Yuta Watanabe's Blog

開発周りと、その他諸々

美しい Markdown エディタ Bear

Bear という Markdown エディタがお気に入りです。iPhone, iPad, Mac そして Apple Watchにも対応しています。

www.bear-writer.com

見た目の美しさや、マークダウンの書きやすさ、ハッシュタグによるタグ付け・分類、メモ(ノート)間でリンク機能が特に気に入っている点です。ピン留や各種フォーマットへの出力、デバイス間の同期(Pro版)等、一通りの機能は揃っています。

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また、ここ半年 Bear を使い続けているのですが、最近初めて知った嬉しい機能は以下3つ。

簡単なタグ付け、階層化もできる

タグ名に連動したアイコン、よく使われるワードに対応するものから順次追加

これは知らなかった、TODOの進捗状況がバーで表示されている

 

 
 
 

Ripple が取り組んでいる国際送金における課題

Ripple は低コストの国際送金を実現し、今インターネットで情報を交換しているような簡単さで、お金を移動できるようにすることを目指しています。

「 Our goal is to lower the marginal cost of international payments to the point where money can move as easily as information does today. 」

Brad Garlinghouse, CEO of Ripple

Why should I invest in Ripple? | Investment Advice - Quora

昨今の仮想通貨ブームにより、XRP の価格の行方ばかりが話題になっていますが、一方で、Ripple 社が取り組んでいる課題や、解決方法の中での XRP の位置付けについての理解はあまり進んでいないように思います。Ripple 社が目指している価値のインターネット ( Internet of Value ) が実現した世界や、ブリッジ通貨としてXRP(あるいは他の仮想通貨)が日常的に使われる世界が到来した際に、どんな変化や影響があるのかを考える上でも、まずは前提となる課題感を整理して見たいと思います。

現状の国際送金の課題

現在の国際送金は SWIFT を使って行われています。海外送金をした事がある方は、送金先の銀行の SWIFT コードを書く必要があったと思いますが、あの SWIFT です。SWIFT は世界中の銀行に、通信メッセージの送受信サービスを提供しています。銀行はSWIFT メッセージを使う事で、どの銀行の誰の口座に送金したい、というような指示を 出す事ができます。

diamond.jp

SWIFT では指示を出すだけで、実際のお金の移動 ( 口座残高の増減 ) を銀行間で行う必要があります。国内での送金であれば、中央銀行 ( 日本の場合は日銀 ) が中継役となり、中央銀行に開設された各銀行の口座残高を増減させる事で、銀行間の資金移動を行います。

しかし、国をまたいだ国際送金の場合は、中央銀行のような仕組みがありません。なので、銀行同士が口座を開設しあい、その口座の残高を増減させる事で資金移動をします。全世界の銀行同士が互いに口座を開設しあって処理するのは大変なので、実際はコルレス銀行と呼ばれる中継銀行が口座を開設しあって処理し、その他の銀行は国内のコルレス銀行を中継して国際送金を行います。

SWIFT やコルレス銀行を用いた国際送金の仕組みについては、下記の記事で丁寧に説明されています。

blog.slowsteps.com

Ripple が提供するソリューション

さて、SWIFT はインターネットが生まれる前から使われてきた仕組みですが、ここまで理解すると国際送金が非常に複雑かつ様々な中継地点を経て行われている事がわかります。SWIFT で送金指示を送り、それが銀行間を伝っていき、各口座残高の増減を確認しながら、最終的に送金人・受取人の残高を正しく増減する。この過程において、SWIFT のシステムを運用するコストはもちろん、銀行間で開設しあった口座にある程度のお金を入れていつでも国際送金が行えるようにする流動性のコストもかかります。

そこで、Ripple はブロックチェーンの技術を活用して、新しい国際送金の仕組みを作っています。現在 Ripple の Web サイトでは xCurrent, xRapid, xVia という3つのソリューションが提示されています。


How Ripple Works - xCurrent

xCurrent は SWIFT に代わるようなメッセージングと口座残高調整の仕組み、xRapidXRP を用いた流動性の確保の仕組み、そして xVia はこのような Ripple の送金ネットワークを事業会社が API を通じて利用できる仕組みとして発表されています。国際送金のコストは、xCurrent の導入による運用コストの削減や送金スピードの短縮による流動性コストの削減と、さらに xRapid の導入によって XRP を活用したさらなる流動性コストの削減の2段階です。

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銀行コストの削減例 ( Ripple ) より

xCurrent は金融機関向けのソリューションだとして、個々人として気になるのは XRP がどこで使われるのか、保有にはどんなメリットがあるのかという点。また事業者としては xVia のような API で簡単にこれらの仕組みが使えた場合に、どのようなビジネスチャンス、自社のサービス改善があり得るのかという点だと思います。これらの点についての考察は、またの機会に。

参考リンク

Ripple の公式サイト

ソリューションに関する簡潔な説明や公式発表等

ripple.com

Quora での Ripple の CEO、Bad Garlinghouse 氏による Q&A

Session with Brad Garlinghouse - Quora

 

 
 
 
 

ICOの背後にある自律分散型アプリやトークンエコノミーの潮流を掴む

ブロックチェーン上で動作する自律分散型アプリケーションや、最近話題のICOについて。ビジネス面、技術面での世の中の流れについて。理解を深めるために役立った資料や記事のまとめ。

ICOは分散型ビジネスのための新たな資金調達手法

森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士 増島さんの資料より。従来のビジネスと、新しい分散型のビジネスの違い。またそれらにおける資金調達手法について、特に ICO とは何なのか。どういった位置付けと考えることができるのか。簡潔に分かりやすく説明されている資料。

www.slideshare.net

www.slideshare.net

分散型アプリケーション ( DApp ) は取引中間管理者の仲介を不要にする

GMOが提供するブロックチェーンPaaSと関連ブログより。やや技術的な観点から見た分散型アプリケーションとは何か、実現できることの例。スマートコントラクトをどのように使えるのか。分散型アプリケーションを構築できるPaaSの説明と機能を見ることで、具体的にどんなアプリケーションを実装できるのか、想像が深まる。

cloud.z.com

recruit.gmo.jp

recruit.gmo.jp

分散型アプリケーションに独自のトークンは必須なのか?

イーサリアム上に分散型アプリケーションを構築するにあたって、独自のトークンってなんで必要なの?イーサを使えばいいんじゃないの?という素朴な疑問に対する reddit でのQ&A。DApp に独自トークンは必須ではないが、独自トークンによって独自の経済圏を構築できる。

www.reddit.com

www.reddit.com

分散化という大きな流れの延長に存在するトークンエコノミー

タップスCEO佐藤さんの本。資本主義とは別の経済システムが生まれている世の中の流れ。シェアリングエコノミーをさらに推し進めるトークンエコノミーとは。お金や経済の仕組みから考える新しい経済システムについて。

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

 

分散型アプリ(ビジネス)の価値とは?従来型のWebアプリケーションとの違い

ニューヨークのベンチャーキャピタル、Union Square Ventures のブログ記事より。"Fat Protocol" という分散型アプリの特徴の捉え方。アプリを Application Layer と Protocol Layer という2つのスタックに分解して見た比較。”Protocol” という言葉の使い方が適切かどうかはさておき、”shareed data layer” の上に “shared protocol layer ” が乗り、それを利用するためのDAppsやトークンがあるというスタックの説明は、個人的にしっくりくる。 また、この Fat Protocol の概念を軸にした投資についての見解記事。

Fat Protocols | Union Square Ventures

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medium.com

blog.coinfund.io

ICOや分散型アプリケーションでのビジネスモデル設計

トークンの経済システムの設計や、トークンセールそのものの設計。また、分散型アプリ(ビジネス)のビジネスモデルの設計について検討している記事。

www.norupp.com

medium.com

vitalik.ca

medium.com

CasperJSとPhantomJSをnpmからインストールする

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WebkitベースのHeadlessブラウザ PhantomJS と、そのPhantomJSを簡単にあるいは便利に使えるようにしたユーティリティライブラリ CasperJSを、npm経由でインストールしました。PATHを通す等、少しハマったので備忘録です。

    $npm install -g phantomjs
    $npm install -g casperjs

ここで $casperjs を呼び出すと、以下のようなエラーが出ました。

    Fatal: [Errno 2] No such file or directory; did you install phantomjs?

 Google で色々検索するとPATHが通っていなくCasperJSがPhantomJSを見つけられないとのこと。CasperJSを試してみる - Qiita を参考に、以下を .bashrc に追記。

    # PhantomJS with CasperJS from npm
    phantomjs=$HOME/.nodebrew/current/bin/phantomjs
    [ -d "$phantomjs" ] &&
      export PATH=$phantomjs:$PATH
    [ ! -x "$phantomjs/phantomjs" ] &&
      chmod +x "$phantomjs/phantomjs"

ターミナルを再起動して、再度 CasperJSを実行。バージョンが問題なく表示されることを確認。

    $casperjs --version
    1.1.3

ネットマイルに転籍しました

こんにちは。

本日、2015年12月14日付で、株式会社インタレストマーケティングから、同じINMホールディングス傘下の株式会社ネットマイルに転籍いたしました。技術開発本部 本部長および経営企画室 室長として、より良いサービスを皆様に提供できるよう努めてまいります。皆様、改めまして今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

biz.netmile.co.jp