iOS/Android アプリを C#/.NET で開発 - Xamarin で実現するクロスプラットフォーム開発 - ( de:code 2014 )
こんにちは。
マイクロソフトの渡辺です。
5/29(木), 5/29(金) に開催された日本マイクロソフトの開発者/アーキテクト向けイベント 「 de:code 」。
多くのセッションが行われる中、最終日、最終セッション、一番大きなお部屋で Xamarin についてお話しさせていただきました。最後の最後までご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
「 iOS/Android アプリを C#/.NET で開発 - Xamarin で実現するクロスプラットフォーム開発 - 」の動画が公開されましたので、関連リンク等ご紹介させていただきます。
Xamarin の概要
まず、前半は Xamarin の概要について振り返りました ( 2:26 )。Android アプリ開発のデモ ( 3:50 ) では、Xamarin.Mobile を利用してカメラで写真を撮影するサンプルアプリを開発しました。デモで利用していたエミュレータ Genymotion 、デバッグが便利ですし高速なのでお試しください。iOS アプリを開発してみるデモ ( 9:45 ) では、LINQtoXML と MonoTouch.Dialog を組み合わせて簡単に ネイティブの ListView を作成できることをご覧いただきました。
クロスプラットフォーム開発
後半は Xamarin を利用したクロスプラットフォーム開発の方法についてお話ししました ( 14:30 ) 。特に、Hybrid アプリのパターン ( 15:35 )では、HTML コンテンツの作成に、ASP.NET の Razor テンプレートを利用できることがポイントでした。すでに Xamarin からは、ASP.NET MVC アプリケーションの API を一部実装したテンプレートが公開されております。
また、UI も含めた フルネイティブなクロスプラットフォーム開発についてもご紹介しました ( 25:42 ) 。デモでは、MVVM パターンでアプリを開発する MvvmCross というフレームワークを利用して iOS/Android/Windows Store/WPF アプリケーションを共通のロジック、それぞれ ネイティブの UI で開発しました。MvvmCross を利用した Xamarin でのアプリ開発については「 MvvmCross と Xamarin for Visual Studio で iOS, Android, Windows アプリを作る流れ 」もぜひご参照ください。
これからの Xamarin
そして最後に、これからの Xamarin というトピックとして、まず触れさせていただいたのが アプリの 自動 UI テストです ( 33:43 )。デモでは、Calabash を利用した 自動 UI テストをご覧いただいた上で、今後開発者の皆様にご提供されていく予定の Xamarin Test Cloud についてご紹介させていただきました。
また、まさにこのセッションの前日にアナウンスされた Xamarin 3 および Xamarin.Forms についてもご紹介させていただいております。これらの最新情報については、今後このブログでも触れていきたいと思います。
このあとは
iOS/Android アプリを C#/.NET で開発できる Xamarin 、いかがでしょうか?少しでも気になった方は、既に Xamarin のユーザグループが立ち上がっておりますので、ぜひお気軽にご参加ください。その他、Xamarin に関する日本語情報は、id:ytabuchi さんのブログ ( Xamarin 日本語情報 ) や、Qiita の Xamarin タグ、はてなブログの Xamarin グループ、Build Insider の Xamarin 関連記事にまとまっておりますので、ぜひご参照ください。