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Yuta Watanabe's Blog

開発周りと、その他諸々

Windows & Windows Phone ストア マネタイズのトレンド ( 2014年9月 )

こんにちは。

マイクロソフトの渡辺です。

Windows アプリ開発者向けの公式ブログ Building Apps for Windows ブログにて、不定期に更新されている Windows & Windows Phone Store Trend。先日 2014年9月版のアップデートが投稿されました。前の記事ではダウンロード数に関する部分をご紹介しましたが、今回はマネタイズの傾向についてご紹介します ( 原文/詳細は元記事をご参照ください )。


Windows and Windows Phone Store Trends – September 2014 Update

収益化モデルの選択

アプリをどのような方法で収益化するかは、とても重要な決断です。アプリ内課金を提供するか、広告を表示するか、あるいはアプリ自体を有料で提供するか。2014年4月と8月のデータを比較すると、これら3つすべてが検討対象であることが分かります。しかし事実としては、アプリ内課金、アプリ内広告は有料アプリに比べて非常に多くの収益を開発者にもたらしています。

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特にアプリ内課金から収益は、Windows Phone ストアで急激にに伸びており、Windows ストアも同様に大きな伸びを見せています。このままアプリ内課金の利用が増え続けた場合、購入され、使用後に必要に応じて再購入することが可能になるコンシューマブルなアプリ内購入が、より多くの収益を上げることになるだろうと予想されています。

アプリ内広告からの収益についても、伸びていることには変わりなく、Windows ストアでは現状 アプリ内課金よりも多くの収益が上がっています。

一方で有料アプリによる収益は減少傾向ですが、これは開発者が有料アプリの提供からフリーミアムモデルのアプリの提供 ( アプリ内課金または広告掲載による収益化 ) へと移っていることを示していると思われます。

アプリ内課金についてより詳しく

アプリ内課金が急速に伸びているため、さらに詳しい内容が提供されています。

アプリ内課金を効率よく活用しているアプリは、高い収益を上げるアプリへと早期に成長するとのこと。2014年8月、Windows Phone ストアで最も高い収益を上げている上位20アプリすべてでアプリ内課金が使われており、上位 50アプリ中 44のアプリで同様にアプリ内課金が使われていたそうです。

また、もう1つ興味深いデータとして紹介されているのは、高い収益を上げるアプリが必ずしも単価の低いアイテムを提供しているわけではない点です。

多くのアプリが 2$以下のアプリ内課金を提供していたのに対して、上位 20アプリが提供したアイテムは $0.99〜$99.9 の範囲、平均 $24.84、中央値としては $10.99 でした。内19のアプリは、コンシューマブルなアプリ内課金を提供するゲームで、残り1つは主な収益源として永続的なアイテム課金を提供していました。これらの結果から見ると、課金対象のアイテムに価値があれば、必ずしも価格は低くする必要はありません。

今回は、Windows Phone ストアの事例が紹介されていますが、Windows ストアではどうなのか?という点に関しては、今後のアップデートで言及されるとのこと。このブログでもアップデートが出次第、ご紹介したいと思います。

このあとは

前回のダウンロード数の傾向に関する記事に続き、今回はマネタイズの傾向についてご紹介しました。よりダウンロードされる、収益があがるアプリを開発するためにも、開発者ダッシュボードのと統計や、Windows ストアのラインナップを適宜確認し、改善に役立てていただければ幸いです。

また、繰り返しになりますが、Windows 10 の発表でも言及されているとおり、ユニバーサル Windows アプリの基盤は Windows 10 へと引き継がれます。より多くのユーザにリーチしながら、Windows 10 に備える最良の方法は、ユニバーサル Windows アプリの開発です

まだ、取り組まれていない方は、さっそくユニバーサル Windows アプリの開発を健闘しましょう!

ユニバーサル アプリ - Windows アプリの開発